第72回河北美術展 きょう開幕

第72回河北美術展(河北新報社、河北文化事業団主催、特別協賛・JAL)が25日、仙台市青葉区一番町の藤崎本館7、8階催事場で開幕する。今回は日本画153点、洋画974点、彫刻35点の応募があった。
審査は日本画が那波多目功一(日本美術院)、福田千惠(日展)の2氏、洋画が中山忠彦(日展)、島田鮎子(国画会)、藪野健(二紀会)の3氏、彫刻は能島征2氏(日展)が担当。入賞31点、入選372点(賞候補14点を含む)が選ばれた。
最高賞の河北賞は日本画が針生卓治さん(山形市)の「ユクカワノナガレハタエズシテ」で初受賞。洋画は阿部良広さん(石巻市)の「沈黙」、彫刻は須佐尚康さん(仙台市)の「美妙花」で、それぞれ3回目、2回目の受賞となった。
表彰式は25日午前10時半から藤崎で行われる。会期は5月7日まで(会期中休みなし)。28、30日と5月1、2日午後1時半から、会場で顧問作家による作品解説がある。入場料は一般・大学生700円、高校生500円、中学生以下無料。
◆力作403点、晴れ舞台 河北美術展開幕 仙台
開幕と同時に多くの美術ファンが詰め掛けた河北美術展会場
第72回河北美術展(河北新報社、河北文化事業団主催、特別協賛・JAL)が25日、仙台市青葉区一番町の藤崎本館7、8階催事場で開幕した。東北最大の美術公募展に多くのファンが詰め掛けた。
開場式で一力雅彦河北新報社社長が「東北を中心に活躍する作家の発表の場として定着し、今年も多数の作品が集まった。入選率は34%で一段と狭き門となった。多くの人に足を運んでいただきたい」とあいさつ。庄子正昭宮城県出納長、奥山恵美子仙台市副市長らがテープカットし、開幕を祝った。
今回の応募数は日本画、洋画、彫刻の3部門で計1162点。入賞・入選作403点と、審査員、顧問、招待作家の作品59点が展示されている。
会場を訪れた宮城県大河原町の60代女性は「大作が多くてびっくりした。人物画で気に入った絵があった」と満足そうに鑑賞していた。
河北美術展は5月7日まで。28、30日、5月1、2日午後1時半から、会場で顧問作家による作品解説がある。入場料は一般・大学生700円、高校生500円、中学生以下無料。
◆河北美術展 3年目で最高賞 針生卓治さん
卒業制作で描いた象の絵の前で河北賞受賞の喜びを語る針生さん=山形市の東北芸工大
25日に開幕する第72回河北美術展の日本画部門で、東北芸術工科大大学院1年の針生卓治さん(23)=山形市=が初の河北賞に輝いた。過去2回の出品作は新人奨励賞、一力次郎賞といずれも入賞を果たし、3年目でついに最高賞を射止めた。
針生さんは「審査日を1日早く勘違いし、連絡が来なかったので今回は駄目だと思っていた。河北賞と聞いて驚いた」と喜ぶ。
受賞作「ユクカワノナガレハタエズシテ」はゆったりと歩く象を正面からとらえ、迫力ある姿を画面いっぱいに描いた。「鴨長明の『方丈記』の出だしをタイトルに使った。努力を怠らなければ人生は好転するという思いを込めた」という。
仙台市生まれ。仙台高在学中に美術の道を志した。象をモチーフとして描き続け、東京・上野動物園へ写生に出掛けるなど写実的な表現を追求する。「河北美術展は故郷と自分をつなぐ唯一の公募展。成長ぶりを見てもらえるのがうれしい」と語る。
将来は日本画家を目指す。指導する番場三雄准教授は「真っすぐな性格で、絶えず新しい絵を模索している。今後、壁にぶつかる時もあるだろうが、大きく育ってほしい」とエールを送っている。
▽河北美術展ホームページ
http://www.kahoku.co.jp/busi/art2008/

第72回河北美術展(河北新報社、河北文化事業団主催、特別協賛・JAL)が25日、仙台市青葉区一番町の藤崎本館7、8階催事場で開幕する。今回は日本画153点、洋画974点、彫刻35点の応募があった。
審査は日本画が那波多目功一(日本美術院)、福田千惠(日展)の2氏、洋画が中山忠彦(日展)、島田鮎子(国画会)、藪野健(二紀会)の3氏、彫刻は能島征2氏(日展)が担当。入賞31点、入選372点(賞候補14点を含む)が選ばれた。
最高賞の河北賞は日本画が針生卓治さん(山形市)の「ユクカワノナガレハタエズシテ」で初受賞。洋画は阿部良広さん(石巻市)の「沈黙」、彫刻は須佐尚康さん(仙台市)の「美妙花」で、それぞれ3回目、2回目の受賞となった。
表彰式は25日午前10時半から藤崎で行われる。会期は5月7日まで(会期中休みなし)。28、30日と5月1、2日午後1時半から、会場で顧問作家による作品解説がある。入場料は一般・大学生700円、高校生500円、中学生以下無料。
◆力作403点、晴れ舞台 河北美術展開幕 仙台
開幕と同時に多くの美術ファンが詰め掛けた河北美術展会場
第72回河北美術展(河北新報社、河北文化事業団主催、特別協賛・JAL)が25日、仙台市青葉区一番町の藤崎本館7、8階催事場で開幕した。東北最大の美術公募展に多くのファンが詰め掛けた。
開場式で一力雅彦河北新報社社長が「東北を中心に活躍する作家の発表の場として定着し、今年も多数の作品が集まった。入選率は34%で一段と狭き門となった。多くの人に足を運んでいただきたい」とあいさつ。庄子正昭宮城県出納長、奥山恵美子仙台市副市長らがテープカットし、開幕を祝った。
今回の応募数は日本画、洋画、彫刻の3部門で計1162点。入賞・入選作403点と、審査員、顧問、招待作家の作品59点が展示されている。
会場を訪れた宮城県大河原町の60代女性は「大作が多くてびっくりした。人物画で気に入った絵があった」と満足そうに鑑賞していた。
河北美術展は5月7日まで。28、30日、5月1、2日午後1時半から、会場で顧問作家による作品解説がある。入場料は一般・大学生700円、高校生500円、中学生以下無料。
◆河北美術展 3年目で最高賞 針生卓治さん
卒業制作で描いた象の絵の前で河北賞受賞の喜びを語る針生さん=山形市の東北芸工大
25日に開幕する第72回河北美術展の日本画部門で、東北芸術工科大大学院1年の針生卓治さん(23)=山形市=が初の河北賞に輝いた。過去2回の出品作は新人奨励賞、一力次郎賞といずれも入賞を果たし、3年目でついに最高賞を射止めた。
針生さんは「審査日を1日早く勘違いし、連絡が来なかったので今回は駄目だと思っていた。河北賞と聞いて驚いた」と喜ぶ。
受賞作「ユクカワノナガレハタエズシテ」はゆったりと歩く象を正面からとらえ、迫力ある姿を画面いっぱいに描いた。「鴨長明の『方丈記』の出だしをタイトルに使った。努力を怠らなければ人生は好転するという思いを込めた」という。
仙台市生まれ。仙台高在学中に美術の道を志した。象をモチーフとして描き続け、東京・上野動物園へ写生に出掛けるなど写実的な表現を追求する。「河北美術展は故郷と自分をつなぐ唯一の公募展。成長ぶりを見てもらえるのがうれしい」と語る。
将来は日本画家を目指す。指導する番場三雄准教授は「真っすぐな性格で、絶えず新しい絵を模索している。今後、壁にぶつかる時もあるだろうが、大きく育ってほしい」とエールを送っている。
▽河北美術展ホームページ
http://www.kahoku.co.jp/busi/art2008/
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