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仙台駅の政宗騎馬像お引っ越し 大崎・有備館駅へ

200政宗騎馬像

20年近く仙台駅のシンボルとなってきた伊達政宗騎馬像


 仙台市の玄関口、JR仙台駅2階コンコースに設置されている仙台藩祖伊達政宗の騎馬像が3月、大崎市岩出山の陸羽東線有備館駅に移設されることが22日、分かった。市民の待ち合わせ場所として定着していた仙台駅のシンボルは、政宗が青年期を過ごしたゆかりの地で第二の人生を歩む。

 大崎市などによると、騎馬像はJR側が無償譲渡を検討し、大崎市が引き取る意向を示した。仙台駅2階は10―12月の大型観光宣伝「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」に向け、大時計が36年ぶりに復元されたほか、広告スペースの模様替えなどが進められている。

 騎馬像の譲渡は3月1日に引き渡し式があり、撤去作業に着手する。有備館駅では16日に除幕式を開き、藩祖の“ご帰還”を祝う。市は、駅舎前の屋根付き広場での展示を予定している。

 大崎市は「岩出山は政宗が仙台城を築く前の25歳から38歳までを過ごした思い出の地。DCを前に願ってもない贈り物」と喜び、観光の目玉としての活用を検討している。

 仙台駅の騎馬像は2代目で、1989年に広告代理店が七十七銀行の広告として設置した。高さ3.7メートルで強化プラスチック製。青葉区の美術家松尾ルミ子さんが20代の政宗をイメージしてデザインし、埼玉県上尾市の彫刻家神吉善也さんが制作した。

 初代の像はNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」が放映され、仙台が全国的に注目された87年に設置された。1年半余りで撤去され、現在は原型の作者である彫刻家小室達の出身地、宮城県柴田町の農村環境改善センターに置かれている。
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