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「まさか地元の店から」 喜多方、別の殺虫剤(ジクロルボス)検出

別の有機リン系殺虫剤が検出された中国製冷凍ギョーザが販売されていた「コープバリューぷらざ」=5日午後9時30分、喜多方市

 中国製ギョーザ中毒事件の一端が東北にも飛び火した。福島県喜多方市の生協店舗で販売されていた中国製ギョーザから新たな毒物が検出されたことが判明した5日夜、県内の生協関係者はあわただしく対応に追われた。ギョーザに含まれていたのは高濃度の有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」。連絡を受けた福島県の担当職員も、突然の一報に戸惑いながら情報収集に当たった。身近な店舗で起きた問題に、近所では驚きや不安が広がった。

 コープあいづ(喜多方市)には5日午後6時ごろ、日本生活協同組合連合会から「新事実が判明したので、午後7時から記者会見を開く」とのファクスが入った。全国の生協に一律に送ったとみられ、コープあいづ向けに詳しく説明する記載はなかった。

 会見後、コープあいづ本部や問題の商品を販売したコープあいづバリューぷらざ店(喜多方市)には取材が相次ぎ、職員が深夜まで対応に追われた。ぷらざ店の男性職員は「ニュースを見てから来たお客さんも多かったが、特に問い合わせはない。店内での告知文などは本部と連絡を取りながら6日に対応したい」と話した。

 店の周辺では消費者らに驚きが広がった。喜多方市の自営業男性(65)は「まさか地元の店から薬物の入ったギョーザが見つかるとは。大量に商品が出回っている都会の店ならば理解できるが、不安を感じる」と話した。

 商品の自主回収が進んでいることもあり、冷静な受け止めも目立った。同店で毎日買い物をしている自営業女性(60)は「健康被害の報告はないと聞いているので、動揺はしていない。店に落ち度はないと信じており、今後も買い物をする」と話した。

 ぷらざ店で昨年11月に見つかった異臭のするギョーザは、生協連の検査でトルエンなどが検出されたが、関係機関へは報告されなかった。県は問題発覚後、流通過程や在庫量、輸入業者などを文書で報告するよう指示をしたが、コープあいづからはまだ回答がない。

 5日夜、記者会見した福島県保健福祉部の五十嵐敬司参事は「コープあいづが当時、速やかに県に報告していれば、もっと違った結果になった」と、あらためて不信感を示した。

 コープあいづの吉川毅一店舗運営部長は「生協連から詳しい情報がなく困惑している。昨年11月の検査でもっと詳しく調べてもらいたかった」と不満を口にした。

◆中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、日本生活協同組合連合会(日生協)は5日、昨年11月に福島県内で販売した「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)」から、これまで検出されていた「メタミドホス」とは別の有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が新たに検出されたと発表した。

 検出量は皮の部分で110ppmと、国の定める残留農薬基準を大幅に超えていた。兵庫、千葉両県で見つかったギョーザと同じ中国の「天洋食品」製だが、製造日が異なっていた。

 日生協によると、ジクロルボスが検出されたのは福島県喜多方市のコープあいづプラザ店に納入された製品1袋。製造日は昨年6月3日。

 同じ製品でメタミドホスの検出が相次いだため、日生協は今月4日になって改めてクレーム製品として保管していた問題のギョーザについて自前の検査機関で検査した結果、ジクロルボスが検出されたという。検出量は、皮から110ppm、具材から0・42ppmで、皮の方が高濃度だった。

 昨年11月10日、同店職員から「オイルのようなにおいがきつくて食べられない」との苦情があり、店頭から製品を回収していた。

 日生協は輸入元の「ジェイティフーズ」(JTF、東京都品川区)に検査を依頼。同社で物質の成分を分析する「ガスクロマトグラフ検査」を実施した結果、11月20日にトルエン、キシレン、ベンゼンが検出されたが、ジクロルボスは検出されなかった。

 日生協によると、これとは別に、仙台市内のみやぎ生協で昨年10月31日、同じ6月3日に製造された商品を実際に食べた組合員から「薬品のような味がした」と申し出があった。JTFに確認を依頼したところ、ギョーザそのものより袋の方がにおいが強く、同社から「発生源は袋ではないか」と報告があった。JTFではさらに、天洋食品や包材メーカーなどにも現地調査を実施したが、ジクロルボスは見つからず、原因が特定されなかったという。

 6月3日製造の同製品は、東北、首都圏、東海、四国、九州で販売されている。

 厚生労働省は5日、保健所を設置する全国の都道府県や市に対し、同日付で、ジクロルボスの検査やその結果報告、健康被害事例の情報収集を求める通知を出した。

 通知では、各自治体がすでに行っている冷凍ギョーザなど対象食品の検査の項目として、メタミドホスのほか、ジクロルボスも新たに加え、検査結果など把握した情報は速やかに厚労省に報告するよう要請している。

 厚労省監視安全課は「今回、冷凍ギョーザから検出されたのは高濃度で、残留農薬の可能性は低いと考えられる」と見ている。

( 読売新聞)

中国製の冷凍ギョーザによる中毒事件で、メタミドホスが検出されたのと同じ工場で作られた同じ商品から、今度は別の農薬成分「ジクロルボス」が検出された。どこでどう混入したのか。メタミドホスの混入と関係があるのかないのか。被害を防ぐためのシグナルは見逃されていなかったか。ギョーザへの不信が、また深まった。



ジクロルボスが検出されたことについて、記者会見で説明する日本生活協同組合連合会の飯村彰常務理事(中央)=5日午後7時41分、東京都渋谷区渋谷3丁目で

 「防ぎきれなかったことについて、販売者としての責任を感じる。原因究明は精いっぱいやってきたが、そこまでたどりつけなかった」

 日本生活協同組合連合会の飯村彰常務理事は5日夜の記者会見で、苦渋の表情で語った。

 生協連は昨年10月、2度にわたって「CO・OP 手作り餃子(ギョーザ)」の異常について報告を受けていた。翌11月に改めてクレームが寄せられたことも把握しながら、なぜ全国的に回収をせず出荷をやめなかったのか――。「工場の製造工程に問題があればもっと苦情があるはず」「商品が入っていた段ボールに油染みがあったとの情報が1件目の苦情報告の際に寄せられていた。その染みがにおいの異常の要因と判断した」。飯村常務理事はそう釈明した。

 生協連は、複数の苦情がありながら回収はコープあいづが実施した程度だった。「(全国での回収は)被害が多発的なものにつながるおそれや、人的被害がでるおそれがあるケースで実施する。食べて下痢をしたという報告もなかったし、昨年11月の時点では他の地域で同様の報告もなかった」と説明した。

 結果的に、ジクロルボスが入ったギョーザは、家庭の食卓にまで届いていた。様々な調査の過程で、ギョーザそのものまで点検するなどしていれば、その後のメタミドホスによる中毒も防げたのではないか――。そう問われると、生協連側は「農薬が入り込むことも意識して検査をやっていかないといけないかもしれない」と話した。

 一方、輸入元のジェイティフーズの親会社・日本たばこ産業(JT)も5日深夜、岩井睦雄・食品事業本部長らが緊急に記者会見。異臭の苦情について「検査の結果、トルエンのような有機溶剤が流通段階で付着し、(袋の)中に浸透したものと判断した。農薬についての検査はしなかった」と述べ、製造工程の混入とは考えられなかったと釈明した。

    ◇

 昨年10月の別の日に製造された冷凍ギョーザに続いて、その4カ月前の6月に同じ工場で製造されたギョーザからも農薬成分、しかも別の種類の成分が検出された。これにより、一連の事件で製品に毒物が混入したのは、中国の工場での製造段階だった可能性が強まった。

 5日にジクロルボスが検出された福島のギョーザは、皮と具のいずれからも農薬成分が検出されたが、濃度は皮の方が圧倒的に高く、皮が最初に汚染されたとみられる。皮の方がより汚染されている傾向は、千葉県で見つかった10月20日製、兵庫県で見つかった10月1日製とも共通だ。

 しかし、今回の福島のケースで見つかったのは、これまでに千葉・兵庫・大阪で見つかったギョーザからは検出したと報告されていない新たな毒物ジクロルボスだった。

 10月製造のギョーザに入っていたメタミドホスは中国でも使用禁止扱いで、中国側も「現場の工場では殺虫剤として使用していない」と明言しているのに対し、ジクロルボスについて、農水省は中国で農薬・殺虫剤として一般的に使用されていたことを確認している。

 国立医薬品食品衛生研究所毒性部はギョーザの袋の中からジクロルボスが高濃度で検出されたことについて、「凍結状態で密封されたためではないか」とみており、密封前の混入の可能性が強いことを示唆している。

    ◇

 新たに検出されたジクロルボスは、メタミドホスと同じ有機リン系農薬成分。しかし、メタミドホスと違って国内で農薬として広く使われ、乳化剤の状態で販売されている。中国でも広く使われているという。

 中毒症状としては、下痢、息苦しさなどがあり、重症の場合はけいれん、全身のまひなどもあるという。

 財団法人日本中毒情報センター理事の内藤裕史・筑波大名誉教授(中毒学)は、ギョーザの外側から何らかの理由でジクロルボスが浸透した可能性を示唆。「汚染された床から段ボールに染みこみ、包装前の袋に付けば、ギョーザの濃度も高くなる可能性はある」と話す。

 食品衛生法に基づく残留農薬の基準値はニラだと、0.1ppm。今回ギョーザの皮から検出された濃度は、その1000倍にもなる数値だ。内藤さんによると、体重60キロの大人がこの濃度のギョーザを約440グラム(推定値)食べると、中毒を起こす可能性がある。問題になったギョーザは40個入り560グラムだった。

 ジクロルボスの食品からの検出例は過去にも何度かあり、04年には国産の食用菊、03年にはブラジル産コーヒー豆、02年には中国産マツタケで安全基準を上回った。ただし、濃度は0.2〜2.8ppmだった。 Asahi.comより

中国製ギョーザ:1袋から別の有機リン系殺虫剤を検出

「CO・OP手作り餃子」からメタミドホスとは別の農薬を検出し会見する日本生活共同組合連合会の飯村彰常務理事=東京都渋谷区渋谷のコーププラザで2008年2月5日午後7時6分、岩下幸一郎撮影 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)は5日、中国「天洋食品」が製造した冷凍ギョーザ「CO・OP手作り餃子」(07年6月3日製)1袋から新たに高濃度の有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」を検出したと発表した。一連の事件で「メタミドホス」以外の殺虫剤が検出されたのは初めて。

 メタミドホス中毒を出した千葉県の同商品(同10月20日製)と兵庫県高砂市の「中華deごちそう ひとくち餃子」(同10月1日製)と製造日も異なっており、天洋食品の工場内の袋詰め前の段階で複数の殺虫剤が混入した可能性が強まった。

 厚生労働省は、都道府県などに対し、ジクロルボスについても回収品の検査をするよう指示した。

 同連合会によると、昨年11月11日、福島県喜多方市の「コープあいづぷらざ」の職員から「オイルのようなにおいがきつくて食べられない」との苦情が同連合会に寄せられた。今回の中毒事件を受けて、この商品を検査したところ、ギョーザの皮から110ppm、具材から0.42ppmのジクロルボスを検出した。残留農薬の基準を大きく上回っていた。

 苦情が出た11月当時にも袋の検査を実施し、トルエン、キシレン、ベンゼンを検出していたが、内容物の検査はしていなかった。

 同じ昨年6月3日製の手作り餃子を巡っては、同10月5日にも、宮城県富谷(とみや)町の「みやぎ生協富谷生鮮セットセンター」で5袋の外側に異臭がしたと同連合会に連絡があった。同31日にも、みやぎ生協の組合員から「焼いて食べようとしたら薬品のような味がした」との苦情を受けたという。

 この時点でも輸入元の「ジェイティフーズ」(品川区)が天洋食品を訪問し、問題の製造日の製造記録やサンプルを調査したが異常はなかった。また、東北だけの苦情で、「段ボールに油染みがあった」との情報があったことから、流通経路での外的要因とみて調査を終了していた。

 同連合会によると、天洋食品では、ジクロルボスの購入・使用はなかったという。

 6月3日製手作り餃子は、736ケース(1ケースは12袋入り)が輸入された。6月15日に横浜港に到着し生協に納品された。地域別ケース数では、▽東北111▽首都圏207▽東海25▽中国・四国4▽九州388▽廃棄1−−で、北海道、近畿を除く全国各地のコープに配送されている。

 ◇「故意」の疑い強まる

 「食べればすぐに症状が出る量だ」。東京農業大の宮本徹教授(農薬化学)は驚く。「故意か過失か分からないが、原液に(ギョーザを)何度も漬けたぐらいの量」だという。

 日本生活協同組合連合会は、ギョーザ2個で50キロの人の1日の許容摂取量を超えると説明。症状としては嘔吐(おうと)や下痢が考えられる。

 警察当局は、ジクロルボスが袋内のギョーザの皮から高濃度で検出されたことから、人為的に袋詰め前に混入されたとの疑いを強めている。工場では、ジクロルボスもメタミドホスも購入・使用していないことから、外部から持ち込まれた可能性が高い。千葉、兵庫県警は、「故意」の疑いもあるとして、殺人未遂容疑での共同捜査本部を設置した。

 しかし、メタミドホスが混入した製品の製造が昨年10月だったのに対し、今回は4カ月前の同6月の製造。時期が違い、殺虫剤の種類も違っている。故意に持ち込んだとすると、工場などに反感を持つ者が複数回にわたり、出入りし投入したことになる。

 「過失」とすると、工場側が「使用していない」と説明する薬物が持ち込まれ、ずさんな形で保管されていることになる。

 ◇ジクロルボス 有機リン系殺虫剤の一種。茶殺虫剤として広く使用され、薬事法の劇薬、毒劇物取締法の劇物に指定されている。ヒトに吸収されても通常はほとんど排せつされる。ジクロルボスの殺虫剤を体重1キロあたり6〜12ミリグラム飲んだ患者には、重度の貧血による衰弱、神経への影響が報告されている。

 中国では「敵敵畏」の名前で知られ、即効性の高い殺虫剤として、野菜やタバコの葉など作物の害虫駆除に使われている。日本の食品衛生法上、加工していない農産物の残留農薬基準は0.1〜0.5ppm。毎日新聞

一言 政府よ中国からの食品は一切するな。安くても、とても食べる気がしない。少し高くても日本製にしろ。減反せずに日本の自給率を上げろ。中国から毒を仕入れて代金を払うなんてもってのほか。其の分(輸入代金分)日本の農家に振り分け自給自足の生活に戻せ。

<追記>タバコ(JT)も「百害あって一利なし」なのだから即刻製造販売を中止せよ。日本政府も毒を国民に積極的に売っているのだから薬害もいいとこである。タバコはやめろ!





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2008/02/06(水) 08:29 | | #[ 編集]
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