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2008.11/22 [Sat]
1956年の仙台七夕の様子を撮影した8ミリカラーフィルムが仙台市内で発見

1956年の仙台七夕の様子を撮影した8ミリカラーフィルムが仙台市内で見つかり、このほど市歴史民俗資料館(宮城野区)に寄贈された。昔の七夕を写したカラー映像はほとんど残っていない。同館は貴重な映像をDVD化、市民に公開することも考えている。
寄贈されたのは、同市泉区の武田弘さん(74)が米国製フィルムを使い撮影した3分20秒の映像。国産の8ミリカラーフィルムは発売されておらず、闇市で入手し当時勤務していた米軍キャンプの関係者を通じて、ハワイで現像した。
フィルムには、青葉通から南町通にかけての東一番丁付近が撮影されている。色とりどりの七夕飾りの下を歩く観光客や、人形の仕掛け物、祭りの様子を中継するテレビクルーなどが画面に広がる。
七夕飾りの吹き流しにビニール製のものが目立つのも興味深い。同館によると、54年ごろからビニール製が流行したものの、和紙の質感が見直され数年で廃れた歴史がある。
同館は今年10月、家庭に残る映像を掘り起こす「8ミリフィルム鑑賞の日」を開催。その記事を新聞で読んだ武田さんが、かつて撮影したフィルムを探し出し同館に連絡した。
武田さんは「半世紀も昔のフィルムだけに、(カラーなのに)色が付いていなかったら恥ずかしくて」と心配していた。しかし、温かな色調の再現具合など、保存状態はまずまずだった。
在外大使館の駐在武官などを務めた父親の影響で、子どものころから8ミリに親しんでいたという武田さん。「1人でしまい込んでいても、やがてはごみになってしまう。フィルムが役に立てば」と語る。
大竹牧夫館長は「貴重な資料を保存するとともに、公開して市民に楽しんでもらいたい」と話している。 河北より
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